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  • 株主のみなさまへ
  •  株主のみなさまには、ますますご清栄のことと心よりお喜び申し上げます。
     平素は温かいご支援を賜りまして、有難く厚く御礼申し上げます。
     ここに、第71期上半期(平成29年4月1日から平成29年9月30日)における当社グループの概況につきましてご報告申し上げます。

     当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の経済対策や金融政策等を背景に企業収益や雇用情勢において緩やかな回復基調が見られましたが、欧米や中東、東アジア地域における不確実性への懸念等、依然として先行き不透明な状況が続いております。
     アパレル業界におきましては、インバウンド消費の回復や富裕層による高額品消費等、一部は好調に推移いたしましたものの、衣料品に対する消費者の節約志向は依然として根強く、総じて厳しい環境が続きました。
     このような環境のもと当社グループではお客様にご満足いただける「強いものづくり」に基軸を置き、考え抜かれた科学とものづくりにかける感性・思いを融合し、独自性・複雑性の徹底追求、高品質・高感度な商品づくりに引き続き注力すると共に、売上高の拡大、収益構造の一層の強化に向けて、パートナーショップを中心とした新規ショップ開発及びコーナー開発の推進、店頭運営力の更なる進化と向上、生産管理体制の継続強化、経費の効率使用に努めてまいりました。
     その結果、売上高は前年同期比0.3%増加の56億82百万円、営業利益は前年同期比73.8%増加の6億88百万円、経常利益は前年同期比65.3%増加の7億31百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比78.8%増加の4億92百万円となりました。

    事業セグメント別の状況は以下の通りであります。
    なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントとして記載する事業セグメントを変更しており、当第2四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。

    アパレル事業
     「強い商品力」がアパレル事業の大前提であるという認識のもと、企画部門は高品質・高感度な「ものづくり」を目指して、ブランドコンセプトの明確化と差別化を徹底し、クリエーション力・マーチャンダイジング力を強化して、更なる独自性と複雑性の追求に取り組むと共に、前期より引き続いて生産管理体制の再編成に取り組みました。
     また、フランスの最高級バッグブランド「MORABITO」の初めてのレディスウェアを2016年春より展開しましたが、それを「MORABITO PREMIER(モラビト プルミエ)」、「MORABITO BLANC(モラビト ブラン)」の2ブランドとして発展的に強化し、2017年秋より店頭展開を開始いたしました。
     営業部門では、質の向上を伴った売上高の拡大を最重要課題として、営業部体制を再編し、組織運営力の強化、人材・能力を重視したショップ開発を推進すると共に、ブランドの魅力を最大限に発揮できる店頭運営力の向上に努めてまいりました。その結果、売上高は前年同期比2.5%減少の49億59百万円、営業利益は前年同期比55.6%増加の5億円となりました。

    テキスタイル事業
     アパレル業界の環境変化に対応した新たな自己完結型ビジネススタイルへの変革を最重要課題として、次世代育成も視野に入れた組織力の強化を推し進め、また、一方で「ヴィンテージコレクション」を中心とした意匠力の再整備や、素材・加工方法の開発推進による提案力の向上、新規取引先の拡大に注力し、時代に即した企画提案型テキスタイルコンバーターとしての競争力強化に努めました。その結果、売上高は前年同期比17.9%増加の4億62百万円、営業利益は14百万円(前年同四半期は0百万円)となりました。

    エステート事業
     東京・京都・大阪の各不動産に係る賃貸事業につきましては、引き続き資産の有効活用に努め、売上高は前年同期比38.3%増加の2億60百万円、営業利益は前年同期比57.6%増加の1億91百万円となりました。
     今後の見通しにつきましては、国内景気全般は緩やかな回復基調の継続が期待されるものの、一方で、海外における不安定な政治動向や地政学リスクの高まり等への懸念もあり、消費マインドの回復は依然として力強さに欠け、引き続き難しい経営環境が継続するものと予想されます。
     このような環境の下、当社グループでは、お客様にご満足いただける「強いものづくり」を変わらぬ基軸とし、独自性・複雑性の徹底追求、高品質・高感度な商品づくりに引き続き注力すると共に、店頭運営力の更なる向上、生産管理の強化、経費の効率使用に努め、新ブランド「MORABITO PREMIER」「MORABITO BLANC」をはじめとした各事業において、科学(構造式)をベースに、感性(想像力)を駆使して、継続的、安定的に質の高い事業構造を目指すべく全力を傾注する所存であります。
     株主のみなさまには、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

  • 取締役社長 山田幸雄

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