IRトップメッセージ

  • 株主のみなさまへ
  •  株主のみなさまには、ますますご清栄のことと心よりお喜び申し上げます。
     平素より温かいご支援を賜りまして、有難く厚く御礼申し上げます。
     ここに、第72期上半期(平成30年4月1日から平成30年9月30日)における当社グループの概況につきましてご報告申し上げます。
     当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や設備投資の堅調な推移、海外経済の回復、雇用・所得情勢の改善などを背景に緩やかな回復基調となりましたが、一方で通商問題による国内・海外経済への影響に対する懸念や、豪雨、台風、地震などの天候不順等、景気の先行きは不透明な状況が続きました。
     アパレル・ファッション業界におきましては、訪日外国人による高額商材の消費等、一部は堅調に推移しましたが、消費者の衣料品に対する節約志向は依然として根強く、総じて厳しい環境が続きました。
     このような環境のもと、当社グループでは、「強いものづくり」に基軸を置き、事業構造式の変革・進化に取り組み、ものづくりにおける独自性・複雑性を徹底追求し、お客様にご満足いただける高品質・高感度な商品づくりに注力すると共に、売上高の拡大、収益構造の一層の強化に向けて、新規ショップ開発、既存ショップの売上拡大、店頭運営力の進化と向上、生産管理機能の強化、経費の効率使用に努めてまいりました。
     その結果、売上高は前年同期比7.5%減少の52億56百万円、営業利益は前年同期比0.3%増加の6億90百万円、経常利益は前年同期比0.5%減少の7億28百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比0.3%減少の4億90百万円となりました。
     事業セグメント別の状況は以下の通りであります。

    アパレル事業
     「強い商品が全てに優先する」ことをアパレル事業における揺るがない基軸として、企画部門は高品質・高感度な「ものづくり」を目指して、上質で複雑性のある差別化された素材開発の強化、店頭活性化に向けた企画発信のプロモーションの強化等に取り組むと共に、引き続き生産管理機能の強化に取り組みました。
     営業部門では、売上高の拡大を最重要課題として、新ブランド「PREUVE(プルーヴ)」を含めたブランド・ラインアップをもとに、ブランド構成のバリエーションを拡充し、新たな複合ブランドショップの開発を推し進めると共に、既存ショップの売上拡大へ向けては、展開ブランドの拡充、店頭運営力の強化等に努めてまいりました。また、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)がビジネスにおいても様々に広がりを見せる中、当社もお客様と店頭との新たな情報交換を推進するための体制を構築し、今秋より運用を開始いたしました。
     以上のような諸施策に取り組みましたが、衣料品に対する消費者の買い控え傾向は依然として根強く、売上高は前年同期比11.7%減少の43億80百万円、営業利益は前年同期比29.3%減少の3億53百万円となりました。
    テキスタイル事業
     テキスタイルのプロフェッショナルとして自己完結型ビジネススタイルの更なる進化を目指すと共に、売上拡大へ向けて、既存主力先の深耕化、次期主力先の開発強化、次世代人材の育成に取り組みました。また、「ヴィンテージコレクション」を中心とした意匠力の強化や素材・加工方法の開発推進、提案力向上にも注力し、他にはない企画提案型テキスタイルコンバーターとしての競争力の強化に努めました。
     その結果、売上高は前年同期比15.0%増加の5億31百万円、営業利益は前年同期比205.8%増加の45百万円となりました。
    エステート事業
     東京・京都・大阪の各不動産に係る賃貸事業につきましては、引き続き資産の有効活用に努め、売上高は前年同期比32.5%増加の3億45百万円、営業利益は前年同期比49.4%増加の2億86百万円となりました。

     今後の見通しにつきましては、国内景気は緩やかな回復傾向の継続が期待されるものの、衣料品に対する消費動向は依然として弱含みであり、また米国政権による通商政策や英国のEU離脱を巡る情勢等、経済環境の不確実さと相俟って、引き続き難しい経営環境が継続するものと予想されます。
     このような環境のもと、当社グループでは、お客様にご満足いただける「強いものづくり」を変わらぬ基軸とし、独自性・複雑性の徹底追求、高品質・高感度な商品づくりに引き続き注力すると共に、新ブランド「PREUVE(プルーヴ)」を含めたブランド・ラインアップによる新規ショップ開発及び既存ショップの売上拡大を最重要課題として、マーケットに対応した店頭運営力の更なる向上、強い商品をつくり出す生産管理機能の強化、経費の効率使用に努め、科学(構造式)をベースに、感性(想像力)を更に強めて、継続的、安定的な質の高い事業構造を目指し、創立70周年を節目として、新たな歴史に向かって全社員一致団結して社業の発展に専心努力いたす所存であります。
     株主のみなさまには、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

  • 代表取締役会長CEO 山田幸雄 代表取締役社長COO 長島希吉

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