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  • 株主のみなさまへ
  •  株主のみなさまには、ますますご清栄のことと心よりお喜び申し上げます。
     平素は温かいご支援を賜りまして、有難く厚く御礼申し上げます。
     ここに、第73期上半期(2019年4月1日から2019年9月30日)における当社グループの概況につきましてご報告申し上げます。
     当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や個人消費にも持ち直しの動きが見られるなど、緩やかな回復基調で推移しましたが、海外経済の不確実性に加え、消費増税後の国内消費の落ち込みへの懸念などにより、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。
     当アパレル・ファッション業界におきましても、衣料品全体に対する購買意欲が低下しているなか、長引く猛暑や台風などの天候不順による影響も相俟って、引き続き厳しい経営環境が続いております。
     このような環境のもと、当社グループでは、お客様にご納得いただける「強いものづくり」を変わらぬ基軸とし、「上質=プレミアム」に強くこだわり、付加価値の高い商品力を徹底追求し、高品質・高感度な商品づくりに引き続き注力すると共に、ブランド構成を拡充した複合ブランドショップ開発、店頭運営力の更なる向上、生産管理機能の一層の強化、経費の効率使用に努めてまいりました。
     その結果、売上高は前年同期比2.0%増加の53億64百万円、営業利益は前年同期比9.4%減少の6億25百万円、経常利益は前年同期比8.3%減少の6億67百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比10.1%減少の4億41百万円となりました。

     事業セグメント別の状況は、以下のとおりであります。

    アパレル事業
     「強い商品が全てに優先する」ことをアパレル事業における揺るがない基軸として、企画部門では「上質=プレミアム」に強くこだわり、高品質・高感度な「ものづくり」を目指して、上質で複雑性のある差別化された素材開発の強化、店頭活性化に向けた企画発信のプロモーションの強化、生産管理機能の強化等に取り組みました。
     営業部門では「売上高の拡大」を最重要課題として、ブランド構成のバリエーションを拡充した複合ブランドショップ等の新規開発の強化を推進すると共に、既存ショップの売上拡大に向けては、展開ブランドの拡充や前期に導入したスマートフォン対応アプリによるお客様と店頭との情報交換の強化、消費増税前に向けたブランド周年イベントやプロモーションの強化等、店頭運営力の更なる強化に努めてまいりました。
     その結果、売上高は前年同期比2.7%増加の44億98百万円となりましたが、新規開発によって経費が先行したこと等により、営業利益は前年同期比18.6%減少の2億87百万円となりました。

    テキスタイル事業
     テキスタイルのプロフェッショナルとして自己完結型ビジネススタイルの更なる進化を目指すと共に、既存主力先の深耕化、次期主力先の開発強化、次世代人材の育成に引き続き取り組みました。
     また、「ヴィンテージコレクション」を中心とした意匠力の強化や素材・加工方法の開発推進、提案力向上にも注力し、企画提案型テキスタイルコンバーターとしての競争力の強化に努めました。
     しかしながら、アパレル業界全体の苦戦が続いていることもあり、売上高は前年同期比2.1%減少の5億20百万円、営業利益は前年同期比17.1%増加の53百万円となりました。

    エステート事業
     東京・京都・大阪の各不動産に係る賃貸事業につきましては、引き続き資産の有効活用に努めました。
     その結果、売上高は前年同期比0.1%増加の3億45百万円、営業利益は前年同期比0.3%増加の2億87百万円となりました。
     今後の見通しにつきましては、国内景気は雇用・所得環境の改善が続くなかで緩やかな回復傾向が期待されますものの、個人消費においては消費増税による影響が懸念されるなか、海外経済の不確実性も相俟って、景気の先行きは不透明であり、引き続き難しい経営環境が継続するものと予想されます。
     このような環境のもと、当社グループでは、「強いものづくり」を変わらぬ基軸に置き、事業構造の更なるイノベーションに取り組み、ものづくりにおける「独自性の探求」と「複雑性の進化」を徹底追求し、お客様にご満足いただける高品質・高感度な商品づくりを目指し続けると共に、複合ブランドショップの開発、既存ショップの売上拡大、生産管理機能の強化、経費の効率使用に努め、科学(構造式)をベースに、感性(想像力)を駆使して、継続的、安定的に質の高い事業構造を目指すべく全力を傾注する所存であります。
     株主のみなさまには、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

  • 代表取締役会長CEO 山田幸雄 代表取締役社長COO 長島希吉

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