Interviews

社員紹介 03

2016年入社|デザイナー職

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PROFILE
専門学校で幅広く服飾デザインを学んだ後、アパレルデザイナーとしてキャリアを築く。現在は高品質ブランドライン『MORABITO PREMIER(モラビト プルミエ)』の立ち上げメンバーとして、ディレクションから商品企画まで幅広く担当している。
INTERVIEW 01

「新しくて楽しい未来」を選択して

デザインの専門学校に進んだのは、シンプルに「好きなこと」だったからです。専門学校では、ファッションの歴史をはじめとする基礎的な座学から、テキスタイルや服の作り方といった実践的なことまで幅広く学びました。
卒業後、数年間アパレルブランドでデザイナーとしてキャリアを積み、次のステップを考える中で、「キングが新しいブランドを立ち上げる」という話を耳にしました。当時在籍していたブランドに留まることもできましたが、「予想できる将来を歩むよりも、新しい形で挑戦するほうが楽しそうだ」と考え、当社への入社を決めました。
現在は、『MORABITO PREMIER』の企画課に所属し、チーフデザイナーとしてディレクションや商品企画を担当しています。『MORABITO PREMIER』は「プレタポルテ(高級既製服)」にフォーカスしており、富裕層をターゲットとしたシックかつエレガントなデザインを追求しています。デザインのコンセプトは、ブランドのライセンス元であるフランスの老舗バッグメゾン『Morabito(モラビト)』の意向で大まかに定められていますが、日本市場に適した独自のアプローチを取り入れ、『Morabito』のものづくりの精神に則った洋服を作ることが私たちの使命です。
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INTERVIEW 02

デザインに込める心がけと価値創造

『MORABITO PREMIER』はライセンスビジネスであるため、商品企画にあたっては、まずブランドの本国であるフランスのイメージをもとに世界観を構築することから始めます。例えば、フランスのとある街の生活風景や空気感をテーマにしつつ、日本人のライフスタイルや流行に合うようにローカライズすることで、2つの国の文化を融合させた商品作りを行います。また、オーナーからの要望にも耳を傾け、そのニュアンスを取り入れることも重要です。私が携わる服飾デザインは、デザイナー個人としてではなく、会社の事業として行っているものです。だからこそ、ライセンス元やお客様に満足していただくことを心がけているのです。
また、オリジナル商品の開発も行っています。オリジナル商品を作る際は「高付加価値を持たせること」が前提ですが、その価値をお客様に納得していただくために、素材や形を模索し一から作り上げる過程に面白みを感じています。

A Day schedule
ある一日のスケジュール

9:30

出社

1日のスケジュールとタスクを確認し、業務を開始します。
10:00

企画打ち合わせ

MDや企画メンバーと素材や来期の商材について打ち合わせ。集めておいた商材を基に商品企画プランを考えます。
12:10

お昼休憩

社員食堂を利用しており、時間の有効活用ができています。
13:00

仮縫い

デザイン画を基にパタンナーに型紙を依頼。素材の特性を考慮しながらディテールを決め、シルエットを打ち合わせます。
15:00

サンプル出し業務

その日に出せるサンプルやパターンの資材をメーカーや工場に発送。
16:00

資料収集と絵型作成

マーケットリサーチや素材メーカーの展示会に出向きます。社内作業の際は、素材やトレンド資料を確認しながらデザインの準備を行います。
18:00

退社

その日の業務を整理し、当日中に処理が必要な仕事は処理をして帰ります。仕事が混み合う繁忙期は、残業をすることもあります。
INTERVIEW 03

小規模だからこそ取り入れられる声

営業部の存在は、当社の強みの一つです。デザイナーが企画を発信するだけではなく、営業部が各ショップから集めた要望を基に企画や提案を進められるため、ニーズを反映しやすいというメリットがあります。また、少数精鋭の組織だからこそ、営業部とデザイナーに加え、店舗スタッフやお客様とも近い距離感でやり取りできる点も魅力です。「こんな商品がほしかった」「一番好きなブランドだよ」といった声をいただく度にやりがいを覚えます。
一方、ブランドを継続していく難しさも感じています。私たちのブランドには、高い技術を持つ工場の存在が欠かせません。しかし近年、日本ではそうした工場が減少し、これまでのようなものづくりを続けることが難しくなりつつあります。そのため、私たちのブランドを当社の基幹ブランドに育て、より大きなロットでの製造を可能にし、日本の高い技術の維持につなげられるようなダイナミックな展開を目指したいと考えています。
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MESSAGE
学業や仕事で苦境に立たされたとき、「すべては自分次第」ということを意識してほしいです。私たちのブランドも常に順風満帆だったわけではありません。どんな状況にあっても切り開いていくのは自分自身です。そうした視点を持つと、物事の見え方が変わるはずです。この考え方は、少数精鋭でものづくりを行う当社の姿勢にも通じます。ぜひ自分自身の力で夢や理想を実現してください。
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