Interviews

社員紹介 06

2013年入社|企画営業職

イメージ
PROFILE
商学科を卒業後、株式会社ポーンに配属。現在は企画営業部でマネージャーを務める。アパレル企業と生地工場の間に立ち、服地を企画、選定する「テキスタイルコンバーター」として、お客さまの期待を超える商品を提供するために日々研鑽を積んでいる。
INTERVIEW 01

お客様の理想を具現化する仕事

就職活動時、私は「テキスタイルコンバーター」という業種、仕事を知りませんでした。しかし、人事や役員の方との面接を通じて仕事内容を深く知るにつれ、興味を抱くようになりました。特に惹かれたのは、「お客さまの要望をもとに1から関わりものづくりをしていく仕事である」という点です。このプロセスは、自分がやりたい仕事に非常に近いと感じました。また、私の適性を見抜き、営業やMDではなく、テキスタイルコンバーターを紹介してくださった「人をしっかりと見つめてくれる姿勢」にも魅力を感じました。
現在は、キングの子会社である株式会社ポーンの企画営業部に所属し、生地の企画から生産、納品までの全ての工程を担当しています。お客さまから「こういうものを作りたい」という要望を受け、それを具現化して納品するのが私たちの役目です。たとえば、「この柄を、この生地で作ってほしい」という注文があれば、パターン資料や生地を持参して、お客さまの理想を形にしていきます。その後、図案作成・工場選定・見本作成を経て、最終的に量産した生地を納めるのが一般的な流れです。当社では、パリコレクションに参加するブランドや、国内百貨店に店舗のあるハイブランドの依頼も担当しているため、お客さまは多岐にわたります。
イメージ
INTERVIEW 02

依頼に応えるためのコミュニケーション

この仕事で最も重要なのは、お客さまの抽象的な依頼をどう具体化するかです。たとえば、以前「土っぽく、不気味な花柄」というお題をいただいたことがあります。お客さまの思い描く抽象的なイメージを、実際の生地にどう落とし込んでいくか、当社が保有するヴィンテージのテキスタイル資料を参考に、イメージを引き出したり、柄はもちろん、生地の風合いや色など打合せを何度も重ねながら形にして、納得のいく生地に近づけていきます。
求めている要望を理解する感性、センス等はそれなりに必要な仕事ですが、一番は仕入先、加工場との密なコミュニケーションが重要です。テキスタイルコンバーターとしてアパレル企業と加工場の間に立ち双方の意見を取り入れながら、より要望に近いクオリティにするために試行錯誤を日々繰り返しています。
時には地方の加工場に直接出向いて面と向かって技術者と話しながら、自分の目で満足のいくクオリティになるまでその場で何度もトライしたりもします。難しい依頼に対し経験豊富な加工場の方々から知識を借りながら、より良いものづくりを具体化していくことがテキスタイルコンバーターの難しさであると同時に、この仕事の醍醐味だとも感じています。

A Day schedule
ある一日のスケジュール

9:30

出社

1日のスケジュールやタスクを確認し、業務を開始します。
10:00

当日依頼を受けた
出荷業務など

当日依頼を受けた出荷案件について、各出荷元に午前締め切りに間に合うよう出荷を依頼。また、届いた荷物の確認や加工場との連絡、先方へのアポイントなど、電話応対も行います。
12:10

お昼休憩

持参したお弁当を社内で食べます。
13:15

営業活動、接客対応

案件の優先度に応じて営業活動を行います。取引先への訪問、図案作成依頼のための図案家訪問、社内資料を閲覧しに来られるお客さまへの対応など、その日の業務内容に合わせて時間を有効活用しています。
16:00

依頼荷物の作成

生地の風合いを確認するスワッチ(生地の小さなサンプル片)や色見本を作成し、夕方の運送業者の集荷に間に合うよう準備します。
18:00

退社

担当先の繁忙期により業務量が変動するため、残業を行うこともあります。早く退社できる日は、早めの退社を心がけています。
INTERVIEW 03

これまで世の中になかったものを作る

特にやりがいを感じるのは、街で自分が担当した服を着ている人を見かけたときです。当時の苦労や努力がよみがえると共に、良い仕事をしたと誇らしい気持ちになります。また、著名なブランドを担当する機会も多いため、メディアで芸能人がその服を着ている姿を見ることもあります。
大きな責任を伴う仕事ですが、困ったときには気軽に相談ができる環境があるため、不安は感じません。周囲には高度な専門知識を持つ先輩方がおり、いつでも助言を得られるため、多くの知恵をお借りしながら依頼に応えることができます。
テキスタイルコンバーターの仕事は、例えば微妙な発色の違い一つでお客さまの評価が分かれる、というように、「決まった正解」がありません。決して簡単ではありませんが、これまでにない生地を作り上げるものづくりはとても楽しいですし、何より導き出す正解が個人の裁量次第なのでものすごくやりがいのある仕事です。今後も勉強を続け、あらゆる依頼に対応できる一流のテキスタイルコンバーターを目指したいと思います。
イメージ
MESSAGE
就職活動では、自分の正直な気持ちをできるだけさらけ出すことをおすすめします。それによって自分に合った会社を見つけられるため、入社後のギャップを感じにくくなるはずです。この姿勢は、仕事でも同じです。新たな領域に飛び込むときには、分からないことがあって当然です。それを誠実に伝えることが大切です。自然体のままで自分らしい仕事を選び、自分らしく働いてください。
他の社員はこちら
時代をデザインする、プロがいる
KING Recruiting site
PAGE TOP